うーん

いろいろと考えることもあるけれど、まぁ…いいか。

今日、泳いだ後にスタバでコーヒーを飲んでいた。
ぼけっとしていた。

そうしたら、若い夫婦がベビーカーを押して歩いてきたのが視界に入った。
ベビーカーに乗っていたのは、2歳くらいの女の子。手には赤い風船が2つ握られていた。

でも、女の子は、握っていた手を離してしまった。風船は2つとも飛んでいった。

哀しそうで残念そうに眺める女の子。笑いながら慰める若い両親。




小さい頃は、握った手を離したら、手の中にあるものがどうなるかなんて、考えなかった。
今は、手を離したらどうなるか、すぐにわかる。

わかっていても、手を離すこともある。

失うことは怖いけど、何かを得るということは、いつか失うかもしれないという恐怖も付帯するものだから、オイシイとこどりはできないのだ。

だから、今持っている何かをいつか失う時がきたら、それを受け入れなければいけないのだろう。
きっとそれは、手放すべきタイミングなのかもしれないから。

未来のことは何もわからないから、不安になるのだ。
かといって、わかっていたから不安にならないかだなんてことはない。どうやったって、不安なんて消えないもんだ。

約束も何もかも、確かなものなんて何もないけど、自分が何を信じるかってことだけは選択できるから、そこだけはちゃんと決めよう。


あの子、また風船もらえたかな。