隅田川を見ながら物思い

祖母がいる施設はこの辺り。


ようやく時間がとれて、洗濯物を取りに来れた。

父の体調はまだ本調子じゃないし、あと少しいてもらわないとなぁ…


しかし、洗濯物は家族がやらにゃいかん。こういう時、相方に頼むわけにもいかず、時間のやりくりが大変。


祖母のとこに行くと言うと、相方は口には出さないが、気が進まないのは明白だし。嘘をつけないから、すぐわかる。
だから、私だけで行くと言うと、ホッとした顔をするが、直後に申し訳なさそうな顔をする。

相方は良い奴だから、そんな人に罪悪感を抱かせてると思うと、私も申し訳なく思う。


彼にそんな思いをさせる為に一緒になったわけじゃないしな。

まぁ、それも含めて夫婦だとか言うのはわかるけど、キレイごとだと思う。誰だってそんな簡単に相手の家族にコミットできるわけじゃないし、気が進まないもんは気が進まないのだ。

覚悟とか、そんなもんじゃないだろうと思う。

嫌なら嫌で良いし、私は嫌だとかそんなこと考えたことないけど、相方はそうじゃないだけだ。

どんだけ一緒にいても、別の人間だから。


だから、気にしないで欲しいと思う。
でも、言葉にすると真意は伝わらないもんだし。

言葉にして口に出した瞬間に、受け手の解釈は私の領域外なわけで。


うーん、難しいな、コミュニケーションってのは。

わかってくれるはず

なんてのは幻想だもんな。



祖母は今日も美味しそうにご飯を平らげておりました。
良かった良かった。